【明太子の豆知識】第12話 唐辛子は日本から渡った

2016.09.11
  • 明太子の豆知識

012_%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%8b%e3%82%89%e6%b8%a1%e3%81%a3%e3%81%9f

今や日本人の食卓にも大人気の
キムチと明太子。
実は、その主役の唐辛子は
日本から渡ったと言われています。

●唐辛子の伝来
朝鮮半島で食されるキムチなどに使用する唐辛子は、原産地の中南米より15世紀の大航海時代にヨーロッパに渡り、ポルトガル・オランダ人らによって東南アジアを経由して日本に入り、豊臣秀吉の朝鮮侵略時に朝鮮半島に渡ったとの説があります。

● 韓国と唐辛子
今では、韓国の食卓に欠かせない重要な農産物の唐辛子。以前は自国農業保護のため、唐辛子の輸入を禁止していました。現在も45%以上の唐辛子が含まれていれば、関税(300%)を付加し実質的に輸入の制限を行っています。
もともとの韓国語のキムチの意味は、日本語で漬物のことを指します。また、唐辛子が日本から伝来する前のキムチは辛くなかったそうです。
キムチは唐辛子を使うようになり、美味しく、その上、唐辛子の抗菌作用で日持ちも良くなりました。

明太子とキムチにとって唐辛子は正に主役の存在なんじゃ!

韓国語で、
キムチ=漬け物って意味なんだぁ〜