【明太子の豆知識】第11話 たらこ・明太子

2016.09.11
  • 明太子の豆知識

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以前は各地でたらこの呼び方が異なっていました。
関東地方では「たらこ」
甲信越地方では「紅葉子(もみじこ)」
博多では「明太子」と呼び、
同じ福岡県内でも地域によっては
「タイの真子*」と呼んでいました。

今では、明太子と言えば全国どこでも、辛子の入った調味料に
漬け込んだものを指します。
以前は、博多でも頭にわざわざ「辛子」を付けて「辛子明太」
と言わずに、ただの「明太子」と言えば「たらこ」を指していました。

博多の人は「たらこ」と言う言葉を知らなかったし、もちろん
東京の人は明太と言う言葉は知りませんでした。

*「タイの真子」
「たらこ」がなまって「タイ」の真子と呼ばれた説と、
「たらこ」を高級に思わせる 「鯛」の真子に呼び代えていたとの
説もあります。真子は(卵)の種類です。

昔、博多以外に住む人は明太子という言葉を知らなかったんじゃ。
わぁ!たらこ・紅葉子明太子・タイの真子いろんな呼び方があったんだね。