【明太子の豆知識】第7話 韓国のミョンテ
韓国では、助惣鱈(スケソウダラ)のことを、昔は漢字で「明太」と読んでいましたが、今はハングル語で「ミョンテ」と読んでいます。
昔から中国がアジア文明の中心であり、近隣諸国では文字を持たずに漢字を借りて使用していました。
日本では、平安時代(794年~1192年)に平仮名の前身が登場しますが、朝鮮半島では15世紀頃にハングル文字が発明されました。韓国でも以前は日本の漢字・仮名混じりのように、漢字・ハングル混じり文で表していました。
愛国心の高まりとともに1970年代より自国の文字は自国の文字でという事で、すべてハングル文字になりました。